違ってそうで、核心ついてる本2冊
最近、読んだ本なんですけどね
情報をアウトプットするために欠かせないインプット、私はなんだかんだと本で情報収集するほうが良かったりします。
今回は、私を惑わしてくれる2冊の本を紹介。
惑わすけど、大きな学びもありました。
ハッキリ言って、本のジャケ買いです。いや、タイトル買い・・・
相反するタイトルが並んでいて、衝動的に購入!
本屋さんに並んでいたわけではなく、私は基本的に電子書籍派なんですよね
持ち運びが楽ですし、すぐに読めるという利点もなかなか!
気になるその本とは?
(※注意:画像をクリックすると楽天ブックスに飛びます)
諦める力
やり抜く力
えええええっ~~~ この2つお互いをディスってるの!?
やり抜くか、諦めるか・・・って、どっちが正しいのよっ!
まぁ、タイトルだけを見るとそうなんですが、この2つを読むことでの学びは、相乗効果的に飛躍したな(キリっ☆)となるわけですよ!
どんな内容なんすか!?
内容については、個人の主観も入っておりますので、ご容赦くださいませ
諦める力
著者は、2001年のエドモントン世界選手権や2005年のヘルシンキ世界選手権で、男子400mハードルで銅メダルを獲得した為末大選手
ハードルで飛んでいる姿よりも、世界陸上でテレビのメインMCの織田裕二さんが「たぁ~めぇ~~」と呼んでいた印象がドでかい選手(私だけですかね(笑))
為末選手は、引退後は各地での講演や「逃げる自由」「限界の正体」など、自分の中で何をするべきか(何をしないか)、自分のどこを強みにし、自分の限界を超えるために・・・何かに頑張っている方向けの自己啓発系の書籍が出版されています。
今回の「諦める力」
「諦める」といった逃げ腰のような言葉ですが、1つのところで変に固執しないで、自分が勝てないところで勝負をするな!」ということです。
要は、自分が勝てるところで最大限の力を発揮した方が要領は抜群に良いということです。この考えに関しては、「今でしょ」の林修先生も『自分が勝てる場所で、努力しなきゃ。』と言っていますし
たしかに苦手なものを100時間かけて克服して平均値にする、学校のような学歴や成績がものを言う世界では平均値をあげることは重要ですが
得意なものを100時間かけて、磨きをかけて自分の中の突出した力にまで引き上げることができれば、それが個性となり、「それならアイツが適任だ!」といえる社会の中では絶対的な信頼を得るための要素にもなります。
いわゆる自分の中の特別な必殺技みたいなものを1つ作ること!
人間は万能ではない、社会もまた公平ではないからこそ、自分の表現したり発揮できないところでの努力は諦め、自分の居場所、自分の力が発揮できるところで努力をする。
そのほうが楽ですし、勝てる、自分を活かすことにつながるという内容です。
やり抜く力
グリッド(GRIT)を辞書で調べると 困難にあってもくじけない勇気、気概、闘志と出てきます。
それを心理テストみたいもの(GRIT scale)で数値化していったものを「GRIT SCORE」と呼ばれています。
では、GRITの著者であるアンジェラ・ダックワース教授によると
素晴らしい学者も成功しているビジネスパーソンも、オリンピック選手に至るまで
傑出した成功を手にした人の共通点は、生まれながらの才能でもなく、人よりも優れたIQ(知能指数)でもなく
ただただGRIT(やり抜くための力)があるということ。
このGRITが成功への重要な要素であることは、オバマ前アメリカ大統領も、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏も、Facebookのマーク・ザッカーバーグ氏も認めています。
すごい人を見ると、才能があるからと努力を見ない
コンサートでのバイオリンやピアノのソリスト
オリンピックで最高のパフォーマンスを魅せる選手
などなど
私たちはどうしても、すごいパフォーマンスを見せられると「やっぱ生まれ持った才能が違うわ!」と才能優先で思って、ソリストや選手が1日12時間もの練習を365日休まず、努力している姿なんて考えもしませんからね。
才能はあくまでもきっかけのようなもので、すべては情熱をもって努力を継続することができるGRIT(やり抜く力)が、すべての結果につながるといくことのようです。
2つを合わせて考えてみる
「諦める力」と「やり抜く力」タイトルだけを見ると、極端に違う内容のように感じますが
諦める力では、自分の得意不得意や周り現状をしっかりと把握して、何をするべきか(諦めるものを)を選び
やり抜く力では、すべきことにフォーカスをあて、情熱と努力を継続すること
この「諦める力」と「やり抜く力」の2つで行動力や目的達成への動きは大きく変わるきっかけになるかもしれませんよ。
学ぶことは行動が変わること!本を読んで、その後の行動に活かしていきたいですね。